エポカマーケティングの品質の根幹は「質問の質」です。
混沌として、複雑に見える市場の状況の中から、仮説を立て、正しい戦略を見出すには、ただ一つ、質の高い質問をすることです。
弊社では、質の高い質問が調査の各段階(工程)において、クライアント様の意向・意図を正確に理解した、また、アドバイザリー・ドクターとのインターフェースである、プロジェクト・リーダーの関わり方が最も重要であると考えます。
よい市場調査は、良質の音楽をプロデュースすることと似ています。多くの人が楽器を持てばよいとは考えません。
選ばれた演奏家(正しくリクルートされたドクター)が、訓練された指揮者(インタビュアー、企画分析者)によって導かれることではじめて素晴らしい音楽(よりよいマーケティング戦略)が生まれます。譜面はもちろんクライアント様の作曲です。
弊社のプロジェクト・リーダーは、すべての領域に精通しているスーパーマンではありませんが、リサーチプロジェクトを成功させるツボを心得た、いわばオーケストラの指揮者たらんと日々研鑽を積んでおります。
クライアント様との営業的なインターフェースだけではなく、多くの場合、プロジェクト・リーダー自らが調査票の作成に積極的に携わります。実査部門だけに丸投げすることによって、焦点がぼけたりすることを防いでいます。
全てのケースではありませんが、エポカでは、プロジェクト・リーダーがインタビュアーと一緒にルームに入ります。話の展開次第で、「ここはより深く」と思えば、用意された質問をさらに深く掘り下げます。
集計結果が出てくるのを待って、用意されたグラフをつなぎ合わせるだけの仕事はしません。集計の途中段階から、集計者・分析者のプロセスに入り込んで、ややもすると切り落とされかねないRAW-DATAの評価をし、最適な工程管理をしています。